一般社団法人まちの保健室

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代表挨拶

もっともっと気軽に相談できる場をつくりたかった


私は保健師です。
保健師とは、地域住民の健康を守り、さらに健康に導く専門家。赤ちゃんからお年寄りまであらゆる年齢にわたり、それぞれの方の生活や健康状態を聞きながら、適切な指導をしていく仕事です。

保健師を目指すきっかけは、父の死でした。51歳という若さでがんになり、亡くなりました。その後、姉もがんにかかり36歳という若さで亡くなりました。仕事に没頭してると、健康のことはつい後回しにしがちです。しかも健康に自信があると、自分は病気になるはずがない、と思い込んでしまいます。父も姉もそうだったように思います。
特に女性は美に対する意識の高い方は多いですが、女性特有の症状や病気など、健康に関することをおろそかに、後回しにする傾向があります。

女性の生き方の選択肢が増え、女性の時代と言われています。

しかし、現実はどうでしょうか?
家庭や社会でも無理をしている女性が多く健康を害しています。家庭の中心である女性が元気であれば、家庭が明るく元気になります。そうすると子供も、夫も元気になる。結果、地域社会が元気になると考えます。

保健師としての知識、人生の経験を皆さまのお役に立てられたらと、女性が気軽に相談できる場、自分自身を慈しむ場の提供をスタートしました。

また、死因の第1位であるがんは2人に1人が罹患する時代です。がん撲滅運動として、『健康がん検診』(OneKENSA)の啓蒙活動を通し、本当に健康になるための活動で社会貢献する。 それが『まちの保健室』だと確信しています。


代表理事
蔵多 のり子