一般社団法人まちの保健室

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女性ホルモンと心の関係。おっぱいがやわらかくなればこころも和やかに。

女性ホルモンと心の関係。

おっぱいがやわらかくなればこころも和やかに。

女性ホルモンの1つエストロゲンは女性らしい身体を作るとともに、やさしさ、包容力、忍耐強さといった女性らしい特徴を作り出してくれます。おっぱいケアは心のケアと言われる所以です。メノポーズカウンセラー/セラピストの宮地一実さんにお話を伺いました。


おっぱいにふれることは自分とのコミュニケーション

女性は胸が膨らみ始める思春期から出産・授乳・産後・更年期、閉経まで女性ホルモンの影響を受けています。

毎日の家事や育児、仕事で忙しくて体の疲れが取れず、些細なことで家族や周囲の人にイライラしてしまう。よくあることと思いがちですが、本人の意思とは関係なくなぜかイライラしてしまうような場合は、女性ホルモンのバランスが崩れている可能性があります。

女性ホルモンの働きの一つに自律神経の安定があります。バランスが崩れている時のおっぱいは冷たくて硬くなっています。おっぱいが心の状態を気づかせてくれます。
おっぱいに触ることに抵抗のある方もいるかもしれません。おっぱいケアは自分の心と身体に向き合うこと、自分とのコミュニケーションです。
あなたのおっぱいは自分のためのもの、誰とも比べる必要はありません。愛おしく思いケアすることで幸せホルモンであるオキシトシンが分泌され心身ともに心地良くなると思います。


 

ふわふわおっぱいは毎日無理なくふれることから作られます

大きさ、形、色…おっぱいの悩みは人それぞれ。

私自身、大きすぎる胸にコンプレックスがありました。運動をするとき邪魔になる、好きなデザインの洋服はサイズが合わない、視線が気になるためきついブラジャーで常に押さえつけ、猫背になりずっと息苦しく感じていました。

20歳くらいの時に下着屋さんでブラジャーとはおっぱいを押さえつけるものではなく、おっぱいを整えて、10年後、20年後も美しいボディラインを作ることだと教えてもらいました。そこから自分のおっぱいを受け入れられるようになり、今日の活動につながっています。

育児などの悩み相談でおっぱいケアをすすめると、続けた人は女性ホルモンの働きが促されて精神面が安定し、体調が改善されることはわかりました。
おっぱいケアは毎日無理なく自分に触れることを大切にしています。乳がんの予防にもなるのでぜひ取り入れてほしいと思います。

欲は生きる原動力!何歳であっても自分のからだのラインに欲を持って

人生100年時代。生涯健やかに過ごしたいもの。「幾つになっても美しくありたい」「美バストをキープしたい」「恋をしたい」そんな欲は、前向きに生きるための原動力になります。
実際、好きなことをしている70代、80代の方はとてもチャーミング。年齢を重ねても自分をあきらめない姿勢が共感を呼びます。

大胸筋を鍛え、血流やリンパの流れが滞らないようにするおっぱいケアは、美容面からみても最強のアンチエイジング。何歳から始めても遅いことはありません。

基本的なやり方は
1.胸を開いて呼吸をする
2.胸鎖乳突筋に沿って上から下へ撫でる
3.中指と人差し指で鎖骨部分を内側から外側へ流すように撫でる
4.肩甲骨の下側からおっぱいを脇から中央にかけてかき寄せる
5.両手でおっぱいを少し中央へ寄せるように持ち上げ、上下に軽く揺らす
6.両胸の真ん中にある膻中(だんちゅう)というツボを中心にさする。

時間は3分くらいでOK。お風呂上りでブラをつける前がおすすめ。どんどん変わるおっぱいと身体を楽しみに無理なく続けてみてください。



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